近況

2011.09.01

前回の投稿から現時点で一年以上が経過した。既にこのブログは放置状態に置かれ、ヨーロッパの旅行記を半年分残したまま、インターネットの片隅で崩れ落ちようとしている。

ヨーロッパから帰国後、暫くしてまた同じ仕事に就き、金を稼ぐ日々が続いていた。最終的には精神的限界を迎えた気もするが、何にせよ僕はまた仕事を辞めた。そしてインドへと向かった。

雑多な混乱の渦の中、夜のデリーから始まり、ジャイプール、アグラへと、何を考えるでもなく向かった。そして高まる気温に耐えきれず、僕は北へと向かう。リシケシュにて快適な一月半を過ごし、そしてまた気温は上がった。僕はまた北へと向かう。

そうして訪れたヒマラヤ山脈の入り口で、僕は長い余暇を過ごした。温泉に入り、のんびりと過ごす毎日。本を読み、微睡み、雲のかかる山を僕は見ていた。ただひたすらに。ただひたすらに。

僕はその山に何を見たのだろう。

僕はその空に何を見たのだろう。

僕はその月に何を見たのだろう。

僕はその人に何を見たのだろう。

僕は僕の中に、何を見たのだろうか。

僕は依然として僕であるが、しかし変化は訪れている。自分は自分でありながら、自分以外の何かへと変わっていく。僕は自分と共にここにいる。自分は変遷し、僕はちがう世界をながめている。

ただひたすらに山を見て過ごした日々に、僕は何かを宿らせようとしていた。果たして何か、宿ったであろうか。

山をおりる最後の日、美しく晴れた青い空と、遠くにそびえる銀嶺と、湯気のように雲を立ち上らせる森が輝いていた。

目を閉じれば浮かび上がる。意識を閉じれば、僕はもうそこにいた。

僕の心には、美しい山の光景が宿っていた。

Categories : 日本

帰国して早二ヶ月

2010.08.11

このサイトを放置して早くも四ヶ月が過ぎてしまった。

既に日本に帰国して二ヶ月が過ぎ、最後に書かれた記事の日付からは既に九ヶ月もの時が経とうとしている。最初から無理だと感じていたとは言え、まさかここまで放置してしまうとは全く持って情けない。

最後に書かれたスコットランド国内を出た後、イギリス、アイルランド、オランダ、ドイツ、チェコ、ポーランド、ハンガリー、スロバキア、オーストリア、イタリア、そしてギリシャを経てまたパリへ飛び、そうして帰国する流れがある。そしてその間に訪れた街もまた、非常に多い。

何百枚もの写真がHDDの中に眠っている。それらを時折眺めてみては、「本当に自分はここにいたのだろうか」という気分に浸ることもある。

何れにせよ、自分は書かねばならない。それは自分の為にすることであって、誰かの為にすることではないのだから。やがて消えゆく記憶となる前に、記録として書き記すことを望んだのは自分なのだから。

気付けばスパムのコメントばかりになってしまった様なこのページを未だに見ている人が居るとは思わないが、少しずつ、書いていこうと思った。

十一月十八日、ニューキャッスル

2010.04.08

朝、九時半か十時頃に起き、荷物を纏め、チェックアウト。朝食を取ってから外へ出た。雰囲気の好いホステルに泊まれたと云うこともあるが、エディンバラは美しい、非常に好い都市だった。

ニューキャッスル(New Castle upon Tyne)へと向かう電車に乗り込んだのだが、時間が来ても出発しない。何事かと思っていると、何か機械関連のトラブルが起きたらしい。結局電車が出たのは、出発予定時刻から一時間半経ってからだった。車内ではネットが使えたので、日記を書いたりネットをしたりでのんびりしていた。

電車で二時間かけ、イギリス国内はニューキャッスルに着く。

ホステルへ向かいチェックインを済ませ、荷物を置いて町へ。普段どおりふらふらと何も考えずに歩いていると、城が有ったので這入ってみた。

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これは城の近くに有る通路だったか。

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決して大きくはないが、昔のままで保存されている感じだったので楽しめた。屋上からは街が少しだが見渡せる。入場料も£2.5なので安い。

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その後街で見かけた教会に這入ってみる。写真は台座と蓋の部分がズレてて気持ち悪い、の図。

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教会内は誰一人として居らず、非常に静かだった。

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名前は失念した。

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街中に有るアーケード。装飾が綺麗。

街をぶらぶらと歩き続け、適当な所で切り上げてホステルに戻る。街自体は至って普通の街だ。観光名所と云うよりもパーティーが盛んな街らしいので、文化的な面としては弱いかも知れない。が、悪い街でも無い。

ホステルに戻ってからは夕飯を済ませネットを使う。夜は遅くまで起きていたらしい、三時半頃に眠る。