七月十三日、国境越え、フィガレス、ダリミュージアム

2009.07.30

まぁ全く関係無い事なんだけど、今日記を書いているのが七月二十五日、クエンカからマドリッドへ向かう途中の電車の中でして。昨日の昼にマクドでセットを食べてから、もう丸一日以上食べていないことに気が付いた。道理で少しふらふらする訳だ…。クエンカでは店が見つけられず、マドリッドに着くまでは食べられない。着いたとしても店が見つかるかどうか。到着予定時刻は二十一時四十五分。後一時間以上もある…。水だけでは限界です、先生。

あ、今朝チョコケーキだけ食べたわ…。¢60の筈が間違えて¢80いれて、謎に¢20返って来なかった。これだからヨーロッパの自販機は…!と、腹が減ると如何でも好い事に腹が立ちます。腹減ったって書いたら余計腹減ってきた。水飲もう。

そして日記を書こう。

朝、アラームをかけたお蔭で無事に起床。確か八時頃にホテルを出て、チケットを購入、電車に乗り込んだ。

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両側を山に挟まれた場所で電車を乗り換えた気が…。気の所為で普通にプリペグナンかもしれない。ペルピグナン?判らん。

無事に国境を越え、パスポートを見せて入国。審査とかは一切無いので非常に楽なのは好いが、其の代償としてヨーロッパ内長期滞在が難しくなっているのは無視出来ない。一年間のユーロ圏内VISA(各国には最長三ヶ月滞在)とか作って欲しいなぁ。シェンゲン協定めんどくさ過ぎる。

無事フィガレスに十一時頃到着し、駅内で地図を貰う。案内をしてくれた女の子がアジア系とラテン系のハーフっぽかったんだが、日本語でちょっと話してくれたのが可愛らしかった。癒される。

ダリミュージアムの方へ歩いて行く。美術館の隣りに教会があったので、少し這入ってみることに。

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教会から見える細い通路。

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そして教会を出て、美術館を見てみると、何と其処には行列が…!

つい先刻までは無かった筈なのに…!と想いながら、仕方ないので並ぶ。

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流石ダリの建てた美術館。変です。

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人の多いこと多いこと。

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みんな中心を見るのは好いんだけど、周りも凄いんだからちゃんと見ようよ、と想った。

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ダリの描くイラストとかは始めて見た。

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Moonlight, 1928

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Geological Echo. La Pieta

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The Happy Horse

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自然其の物が織り成す存在は、芸術的。

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ダリのこう云った作品は見た事が無かったんだが、好いなぁ。

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ダリが作ったのか、ダリに捧げられたのかは判らないが、綺麗だ。

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有名なアレですな。

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階段を登った上にレンズが置かれていて、其処から覗く様になっている。覗くと遠近感が更に失われ、絵が見える、のは好いんだけど、その階段に登るのに二十分近く待つ羽目に。何かのアトラクションですかこれは。長い間見ていても疎まれるので、先に光量だけ合わせて置いてちゃちゃっと撮った。そして眺める。二十分待って見るのは数十秒。何と無残な。

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覗き穴から見える世界。

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天井絵まで描いていたとは。

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Down, Noon, Afternoon, and Evening, 1979

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Ascensionist Saint Cecilia, 1955

実際に目で見るとかなり像がはっきり見えて綺麗だった。

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Apparition of the Aphrodite of Cnidus

ダリに若し無尽蔵な財力が在ったら、恐らく超巨大なモニュメントを造っていたんだろうなぁ、と想う。

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この一連の作品は結構好きだった。 090713_133953

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・ダリが試そうとしていたのは、想像力の限界だろうか。余りにもシューリアリスティックで、意味を捉え難い。ただ、想像力の果てを探していたのなら、判る気がする。ダリの描いた神の世界、現実ではない、何処か。

ピカソが手法の果てを探していたとするならば、ダリは脳内の果てを探していたのだろうか。彼の描く世界観は、好みだ。

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美術館を出て町をぶらぶらしているときに見つけた建物。おお、アールヌーボーなファサードですな!と想ったのでぱちり。後ほど素晴らしいアールヌーボーをバルセロナで見る事になるとは露知らず。

美術館も見終わり、街中もそんなに見るものは無さそうだったので、適当に昼食を食べて駅で待つ。時間が来て、電車に乗り、バルセロナへ。

バルセロナに到着した段階で、財布の中に?1も入ってない事に気づいた。いやいや流石に不味いだろうと想いながらも、僅かな金で公衆電話からホステルにかける。幸い予約が取れたので、銀行のキャッシャーを探し、金を下ろして安心したところでホステルへ。

電車とバスを使い、ホステルに到着。チェックインを済ませ、部屋に。どの日だったか余り確かでないのだが、恐らく初日、ホステルで部屋が一緒になった人間で街へ呑みに行った筈だ。バーへ行き、ビールを二杯程。確か面子はオランダ人一人オーストリア人一人、後二人はトルコから。アイリッシュバーへ行き、酒を呑み、騒がしい中、話をする。結局1時頃まで居た筈だ。ナイトバスでホステルまで戻り、眠る。深夜でもバスが動いているので非常に有り難い。

七月十二日、国境越えれず、スピード観光、Kebab Maxi

2009.07.28

朝、何時に起きたか覚えていないが、多分早くは無い。起きて荷物を纏め、マルセイユの駅へ向かう。そしてスペイン行きのチケットを求めたのだが、何と予約が一杯らしく、今日はもう無理、と云うことだった。カウンターから少し離れ、鉄道時刻表の地図を眺めて考える。何処かで、国境を越えるときは海岸線から少し西へ行った処に在る町(名前を失念。憶えていれば追記する。)を経由していくと、電車かっらの眺めが綺麗だ、と書いてあったのを思い出したのだが、ただその町にはホステルが無い。と云うかネットが無いので情報が見つからない。尚且つそちらのルートから行くと、フィガレスに在るダリ美術館を逃すことになってしまう。其れは困る!と云うことで、国境近くの町、プリペグナン(?)まで向かうことにした。ホステルも在る事だし、丁度好い!と想ったは好いのだが、問題が一つ。

携帯に金が入ってない。

詰まりは予約が出来ないと云う事であり、泊れるかどうか判らないと云う事である。一応公衆電話からも掛けて見ようとしたのだが、謎にクレジットカードからしかかけれない。そして使い方が全く判らない。何で普通の公衆電話置いてないんだよバカかよと想いながら、時間も無いので諦めて電車に乗り込んだ。ホステルが空いていることを祈るばかりである。

でまぁ満室だったわけだけど。

プリペグナンに到着し、ホステルの場所を探すも地図は無いし観光案内所も遠い。仕方ないので住所を頼りに満ち行く人に尋ねてみると、親切に教えてくれた。危うく全く逆方向へ行きそうになっていたので、助かる。

そして何とか辿り着いた物の、満室だった。先にチェックインしていたおばさんを見ながら「何だよおばさん泊めずに俺を泊めてよ。お金に余裕の有る人はホテル行ってくれよ…」と考える。如何するかなー、と想いホステルのスタッフに一番安い宿を訊いてみると「今日はもう何処も一杯かもねー。でも此処だと安いし、場所も判り難いからまだ空いてるかも。」と教えてくれた。何、日曜の夜ってそんなに人が来るものなの?其れともホリデーに入ってるから?と想いながら、教えて貰ったホテルを目指す。

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無駄にダブルベッド。

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まぁホステルと違う点といえばシャワートイレが部屋に付いてる事と、後確実に綺麗。一つ星ホテルだったので質より安さのホテルなんだが、そんなに悪くなかった。因みに部屋は?18から在るらしいが、僕の泊った部屋で最後らしい。なので?35.二泊分の金で済んだと想えばまだマシか…。

とは云え此の侭部屋でだらだらしているのも勿体無いので、街中を観光することに。因みにこの写真を撮ったのが十七時三十三分。夕方も夕方だ。

取り敢えず町の方向へ歩いて行くと、スーパーを発見。夜二十時まで営業、と云う事で、タイムリミットを二十時に設定。三時間以内のスピード観光を決行。

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地図はユースホステルで手に入れていたので、其れを頼りに見所を廻っていく。

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この町、細い道がやたらと多い。お蔭で迷いまくる羽目に。

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森か!って云う程生い茂っていた。因みに鳥の鳴き声が沢山しました。

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教会。閉まる前に這入る。

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綺麗なのは好いのだが。

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修復中か何かの準備中か、奥は見れず。残念。

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暗くて見えにくいが、教会の脇はカフェになっていた。

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昔の町の模型だろうか。少し判りにくいが、町其の物と、上にある城らしき部分が、星型を描くように作られている。

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門かな。

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橋だな。

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こう云う分岐路が多すぎて、かなり迷った。同じ場所をうろうろしたり。

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そしてダメ元で城の在る場所に行ってみる。当然の如く閉まっていた。そりゃそうですよね!と想いながら、城壁周りを歩く。かなり大きな城壁らしく、中にある城が一切見えない。くそう!と想いながら城を後にした。

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帰り道で見つけた家。かなりスペインっぽい気がする。当然か。

十九時半頃にスーパーへ行き、安いビールを二本と、つまみにアンチョビの缶詰を買う。アンチョビ、?1だった。安い。

その後ケバブの店へ行き、注文。腹が減っていたのでケバブ・マキシと書かれた大盛りを注文。まぁ¢50を足すだけなので、大したこと無いだろう、と想いながらホテルに戻り、ビールを流水で冷やし、ケバブを開けてびっくり。入れすぎかって云う位入っていた。

ビールが冷えるまでシャワーを浴び、上がってケバブを食べながらビールを呷る。ケバブが無くなったらアンチョビ。相当腹を膨らませ、終了。ていうか、食べ過ぎた。

次の日は朝から電車で移動する予定なので、早めに眠る。ケバブ・マキシ、やってくれるぜ…、と想いながら二十二時頃就寝。