八月三日、コルドバの夜
朝、起床時刻は不明。此処で漸くバスを使う気になり、バス乗り場へ行きチケットを購入する。結果から云うと、電車よりもバスの方が使い勝手が良い。何しろ鉄道の路線よりも交通網としてはバスの方が発展しているし、値段も安い。時間的には電車の方が速いが、其れは僕の旅では関係無い。
バスに乗った時刻は忘れたが、コルドバまで五時間。電車だと高速路線しかないので、恐らくかなりの金額がかかるが、バスだと?15程度だ。圧倒的にバスの方が良い。
因みにこの日はどう云う訳か一枚も写真を撮っていない。が、幸いにしてこの日辺りからノートを毎日取る様にしていたので、記憶を探る事は出来る。
コルドバに到着し、取り敢えず地図を手に入れたのは好いのだが、肝心のホステル名と住所が判らない。普段はノートか携帯に控えるのだが、この時は忘れていた。とは云えGmailのオフラインモードを有効にしていたので、まぁ大丈夫だろう、と想っていたのだが、残念ながら上手くいかず。どうやら立ち上げたときにしかメールの同期を図ってくれないらしい。
ホステル名の欠片すら憶えて居なかったので、何とかネットを使える場所を探す。初めはインターネットカフェを探していたのだが、どうも見付からない。諦めてパソコンを片手に持ちながら、無線を拾うことに。十分程度歩いて見つけることが出来た。と云うか、ネカフェ見つけるよりも遥かに簡単だ。
無事にホステルの住所を確認し、地図と照らし合わせて歩いて行く。ホステルに着いてチェックインを済ませる。
写真は後日撮影したもの。部屋はかなり綺麗で、普通のホテルみたいだった。
屋上にはテラス。屋上階にキッチンもあるので、調理を済ませて此処で食べることができる。
写真では判り難いが、奥には寺院も見える。夜になるとライトアップされ、綺麗な景色が見える。夜はかなりいい雰囲気だ。
外へ出て、夕飯として簡単に作れるパスタを購入。適当な時間まで待ち、屋上階で調理して食べる。その時同じ場所に居た人々と話をして居たのだが、彼等はその後町へ呑みに行くと云う事だったので、誘いを受ける。どうせ部屋に居てもする事は無いので、一緒に行くことに。
初めはかなり大人数だった。アメリカ人一人、イギリス人二人、後僕が男連中。女性陣はアイルランド人二人、オランダ人五人と云う形。町の広場にあるカフェバーへ行き、ビールを呑む。一時頃までその面々で呑み、その後オランダ人五人はホステルへと帰ったが、他の皆は呑み足りず、別の店へ。結局三時過ぎまで眠り、ホステルに帰る頃には皆かなり酔っ払った状態になっていた。
ふらふらと倒れるようにして眠る。三人部屋だったのだが、幸いイギリス人二人と同じ部屋だったので、気兼ねする事無く眠る。
呑みに云った夜の話は如何しても短くなる。文章にしても詰まらないし、文章に出来る話でもない。ただ、さっぱりとはしているがかなり楽しい時間を送っている。酒を呑んで話をしていれば、普段伝わることが伝わらないし、普段伝わらないことが伝わるのだ。言語の重要性は低くなって、楽しさは増加するのだ。
とまぁ、抽象的な事を書いて終わる。書いている今現在、またも少し酔っ払っているので、何を書きたいのか判らないと云うのが、唯一の事実である。