八月三十一日、ブリュッセル

2009.09.23

朝、十時前に起きる。朝食は逃した。もう一泊してルーベンを見ようと想ったのだが、ホステルは埋まっていた。あー、そうですか、と想い、ブリュッセルへと向かう。

荷物を纏め、ホステルを出て、電車に乗る。荷物を置いて町を観光してから出ても好かったのだが、受付が混んでいて荷物置き場の話を聞けなかった。待つのが面倒で、町を出る。

ブリュッセルに着き、一番近いホステルに電話する。地図は以前来たときの地図を残していたので、問題ない。幸い一番近いホステルが空いていたので、取り敢えず其処まで向かう。

チェックインは出来ない物の、荷物を残す事は出来た。荷物を残し、街へ出る。

とは云え、ブリュッセルの街はもう既にかなり歩いている。美術館も訪れたし、教会も訪れた。街をふらふら歩いてみるものの、何か特別な事をする気に為れない。

マクドナルドを見つけて、昼食を取り、パソコンを立ち上げる。適当にネットを使う。

チェックインできる時間になり、ホステルに戻る。

その後は夜まで日記を書いたり、ネットを使いイギリスの情報を少し調べたり。

夜は早めに眠る。

八月二十九日、トゥルネー、美術館、夜の町

2009.09.23

朝、八時半頃に起き、準備を済ませる。荷物を全て纏めて、先生の両親にお礼を云い、家を後にした。何だかんだでかなり長い間居た事になる。確かベルギーに着いたのが十日で、十二日にこの家を訪ね、途中で三日間の空白があるがそれ以外はこの家に居た事になる。詰まりは十五日間、半月をこの家で過ごしているのだ。何ともまぁ、お世話になり過ぎと云うか、有り難い限りだ。

三ヵ月後にベルギーを通過する時、また家に来なさいと親父さんが云ってくれた。今度来る時は長居せずに、数日だけお世話になって、旅を続けるとしよう。何度も「ヨーロッパの家族だと想って好いから、此処に来て休みなさい。」と云ってくれていた。何とも嬉しい言葉だ。

先生の運転でゲントへ一旦向かい、ユーロライン(EuroLine、ヨーロッパ国内の格安バス)のチケットを購入する。往復のオープンチケットで、ブリュッセルからロンドンまでだ。値段は?59。半年間有効なので、帰りは好きな時に帰って来れる。飛行機を使ったりするよりは、相当安い。

何はともあれ、出発。先生にもお礼を告げて、三ヵ月後にまた会いましょうと別れる。此処からはまた独りだ。電車に乗り込み、トゥルネーへ。

トゥルネーに到着し、取り敢えず地図が欲しかったのだが、駅には無かった。駅に地図が置いてあるのはフランスだけなのか…?需要としてはかなり有ると想うのだが、何処にも置いていない。とは云え駅周辺でうろうろしていても仕方が無いので、ネットで何となく見ていた地図の記憶を頼りに、町の中心部へと歩いて行く。確か西だったような気が…、的な。

何とか町の中心地へ辿り着いたは好いのだが、観光案内所が見付からない。掲示されている地図も無いので、そこら辺に居る人に聞いてみる。

そして何とかまぁ辿り着けたのは好いのだが、閉まっていた。因みに八月二十九日、土曜日である。

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日本では寧ろ土曜とか一日中空いてるよね、と云う感じなのだが、その点はやはりヨーロッパ。基本的に日曜は閉まっているし、土曜は早く閉まったり、営業時間が一部空白だったりする。幸いにして観光案内所は十四時になればまた空くらしかったので、適当に見つけた教会のスケッチを取りながら待っていた。

スケッチを取り終わると十四時五十五分。長居しすぎた。

と云う訳で観光案内所に戻り、地図を無事に入手。別に何処かの店で買えば好いんだろうが、ほんの数日滞在するだけの町で、わざわざ金を出して地図を手に入れるのか…?と想うと買う気にならない。無料で手に入ると判っている物を購入するのは、如何しても抵抗がある。好い地図要らないしな。

地図を見てホステルの位置を確認し、其処まで歩いて行く。が、当然の様にホステルは夕方まで閉まっているので、近くに有る美術館(Musee des Beaux-Arts)に立ち寄った。

展示されている作品は少なかったが、少ない割に面白い美術館だった。Constantine Meunier / Maison de charbonnier と云う作品が気に入った。

美術館を出て、少しだけ時間を潰し、ホステルが空くのを待つ。

空いた頃にホステルへ行き、チェックインを済ませる。少し受付が混み合っていて、時間が掛かる。

その後は荷物を置き、身軽になった処で町へ。

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一番見たかったのは大聖堂なのだが、残念ながら改装中。げんなりして外へ出る。

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え、鶏?外に、ニワトリ…?野生の、にわとり…?

町を外れに向かってふらふらと散策していると、道路を渡ろうしている鶏に遭遇した。然も子連れである。ヒヨコを五匹ほど連れた鶏がコケコケと道路脇を歩いていたのだ。何が此処で起きているの…?と想いながら見ていたのだが、丁度其処に車が駐車しようとしてきた。おうおうおう、と想いながらドライバーに気をつけるように合図する。笑いながら待ってくれた。

小さな空き地に大人の鶏が四匹程、ヒヨコが結構居た。その後車から出て来た母親と小さな子供は、其の和やかな鶏達を眺めているのであった。そして其の光景を少し離れた場所から、僕は見ているのであった。トゥルネーの夕方、穏やかな時間である。

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何か有名らしい橋。登れるようになっていたが、何となく登らなかった。

河沿いをふらふらと歩いて、また町の方向へと向かう。

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あ、さっきスケッチを取った教会。戻ってきた。中には這入れなかった。

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町と教会。日が暮れ始めている。町は静かだ。人通りも少ない。

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ツタ壁好きには堪りませんよね。

その後もふらふらと町を歩いてく。其の内腹が減ってきたので、適当に見つけたスーパーで簡単に作れるパスタ(またか!此れからも宜しくお願いしますと云う感じである。)を購入して、ホステルに戻る。

茹でて食べて洗う。その後は部屋に戻って、音楽でも聴きながら日が暮れるまで待っていた。

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日が暮れたので外へ出て、町のスクエアを眺める。ライトアップされたファサードに、教会、時計台、噴水。噴水の映っている写真は残念ながらブレブレなのであった。

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夜のトゥルネーを歩く。小路から見える教会が綺麗だ。

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別の時計台だろうか。ふらふらと歩いていたので、何処だか判らない。

その後は適当に水を買って帰ったのだが、この時買った水が?2した。レジに持っていって「え?」となったのだが、流石に要りませんと云えず、大人しく購入して帰る。いや、二リットルのボトルだけども…高くね?ぼったくり?等と想いながら、ホステルに戻り、高級水を飲み、アニメでも見ながら眠りに着いたのであった。

八月二十八日、特に何も無い一日

2009.09.16

特に何もしていない。日記を書いて、エールフランスに電話してチケットの変更を行った位である。と云うか、もっと早くに変更手続きをしておけ、と云う話なのだが、何時になってもこう云う事を後回しにする癖は治らない。チケットは九月一日にパリを出ることになっていたので、其れを三ヵ月後の十二月一日に変更した。

そして恐らくこの日に気付いたのだが、シェンゲン協定によるとエリア内に居れるのは九十日間なのだ。何故だか脳内で勝手に「三ヶ月」と変換を行ってしまっていたのだが、好く考えてみれば三ヶ月なんての曖昧な物であって、日数で考えるのが普通なのでは?と想ったのだ。そして自分が到着した日にちから九十日を数えてみると、丁度九月一日で九十日になることが判明した。成る程、今日を含めて、後四日だな。と想った。ん、四日?四日しかないのか!

元々の予定ではベルギーを出る前に南ベルギーとルクセンブルグを巡り、其れからイングランドへ向かう予定だったのだ。が、そんな時間は無いと云う事が判明したのだ。行き当たりばったり、此処に極まる。

ま、仕方ないか、と想い、その後はトゥルネーとリエージュ、出来ればルーベンを見てイングランドへ行こうと決めた。出発は明日。最後のゆっくりとした日を、特に何もせず過ごすのであった。