八月二十四日、アールヌーボー建築、日記

2009.09.15

朝、九時頃に起きる。朝食をぼんやりと食べていると、昨日一緒に街を観光したオーストラリア人も現れた。だらだらと話をしながら紅茶を飲む。彼女は今日ブリュッセルへ行き観光するらしい。早めにホステルを出る、と云っていたのだが、何だかんだで十時半頃に出て行った。また何処かで、と別れを告げる。彼女は後数日をベルギーで過ごした後、イングランドへ向かい、月末にはオーストラリアへ戻るらしい。元々は一月以上前に帰国する予定だったらしいのだが、急遽変更して長く滞在することにしたのだとか。頻りに帰りたくないと云っていたのだが、其の気持ちは好く判る。正直、ヨーロッパの国々を回るのに、数ヶ月では全く足りないのだ。其々の国に、訪れるべき美しい場所が数多くある、それらを辿って行くと、時間などすぐに過ぎていく。とは云え、今現在ロンドンでだらだらと過ごしている自分が云えた事では無いのだが。

暫くして、自分も一旦荷物を纏め、準備を整える。一先ず荷物を残し、外へ。街の南側にある、アールヌーボー建築の家々を見に行く為だ。

090824_110356

あ、靴。

090824_110649

靴は好いとして建物だ。

090824_110704 

090824_110739 

090824_110823 

090824_111206

アールヌーボでなくとも、独特の建築が面白い。

090824_111315 

090824_111340

090824_111445 

090824_111833 

090824_111909 

090824_112107

090824_112219

090824_112315

090824_112342

090824_112422

090824_112537

090824_113442

中々綺麗な建物が多い。

090824_113536

この家のカラーリングは如何かと想ったが。黄緑色と薄い紫…。実際にはかなり鮮やかな黄緑と、小豆を薄めたような紫である。

090824_113559

090824_113638

 090824_113921

090824_113955

090824_114117

090824_114148

090824_114256

090824_114326

090824_114416

090824_114800

ホステルを出る時にアールヌーボーを見に行くと話したのだが、管理人がパンフレットを渡してくれた。地図と建物の解説とが有り、かなり助かった。地図を頼りにうろうろと歩き、一時間半程して殆どを見終える。実際には周囲にも有るのだろうが、其の辺りの情報までは手に入れて居なかったので、仕方ない。

090824_114946

090824_115005

090824_115022

090824_115045

花を撮りながらホステルへと帰る。

荷物を取り、ホステルから駅まで歩く。駅に着き、サンドイッチを購入。丁度電車が到着したので、電車に乗り込み、車内で食べた。一時間程でゲントに到着。

ゲントに到着し、先生に連絡。迎えに来てくれると云う事になったので、駅で暫くぼんやりと待つ。

先生と合流し、ゲントで少し買い物。その後バッセフェルデの家へ戻る。

先生の家ではずっと日記を書いていた。かなりの期間書いていなかったので、スペインに居た時の事から書き始める。記憶もかなり曖昧になっており、写真やらパンフレットやらを見ながら、何とか想い出しつつ書いていった。

夜も特別なことはしていない。こう云った時間を誰かの家で費やせるのは、非常に有り難い。

八月二十三日、朝市、ルーベンス美術館、骨董市、国立美術館、Feast、街の夜

2009.09.15

朝、九時前に起き、朝食を採る。朝食はオランダ人の女の子達が作っていたフレンチトーストを貰った。想わぬ好い朝食となった。その後は余りにも眠く、リビングで寛ぎながら紅茶を飲む。泊ったホステルのリビングは非常に好い空間だった。好いソファーがあり、朝日が差し込む。

暫くすると昨日の夜街へ出たオーストラリア人が起きて来たので、話をする。途中でメキシコ人のオジサンが加わったりもした。

十一時頃になり、漸く準備をして、外へ。オーストラリア人と一緒に街を回ることに。

街まで歩いて行き、街を見ながら中心部へ。途中で朝市に立ち寄り、ワッフルを昼食代わりに食べた。

090823_140645

そう云えば街中で好く判らない祭りにも遭遇した。

適当に朝市を見た後、ルーベンス美術館(The Rubens House)へ。美術館のコレクション自体は古い時代の作品ばかりだったので退屈だったが、建物自体が豪華だったので楽しめた。そして何より、二十六歳以下は?1なので、文句は無い。

090823_133615

090823_133628

090823_133638

建物内部は撮影禁止だった。

090823_141416 

美術館を出た後、街をうろうろと歩き、小さな美術館を見つけたので這入る。

090823_141856

090823_142905

090823_144025

元々は教会だったのだろうか。中庭が綺麗だ。

090823_145549 

その後骨董市を見る。始めは国立美術館(Koninklijk Museum Voor Schone Kunsten Antwerpenと書かれているのだが、読めないのでさっぱり判らない。多分国立。王立?まぁ何であれ。)へすぐに行く心算だったのだが、意外と骨董品が面白かったのでかなりの時間を費やしていた。買うは好いが中々送らないポストカードを二枚買う。女の子はお土産に色々と買っていた。

骨董市を見終わった後は一人で国立美術館へ。

090823_162834

美術館へ行く途中に見た、奇妙な景色。紫色の椅子が並んでいる。幼稚園っぽいのだが…。

Otto Piene / Grote zon, 1965

Otto Piene / Grote zon, 1965

Gunther Uecker / Nagelobject, 1979

Gunther Uecker / Nagelobject, 1979

Rene Magritte / Zestien september, 1956

Rene Magritte / Zestien september, 1956

マグリットの見たかった作品が見れたので、其れだけでも満足だと云える。

Carel Willink / Landschap met omgevallen beeld, 1942

Carel Willink / Landschap met omgevallen beeld, 1942

この絵は何処かで見た気が…。記憶が定かでない。

Valerius De Saedeleer / Sneeuw in Vlaanderen, 1928

Valerius De Saedeleer / Sneeuw in Vlaanderen, 1928

James Ensor / Het burgersalon, 1881

James Ensor / Het burgersalon, 1881

アンソールの作品が多く展示されて居た。彼の作品は好みである事が多い

James Ensor / De va; van de opstandige engelen, 1889

James Ensor / De va; van de opstandige engelen, 1889

殆ど抽象画だ。十九世紀後半の絵とは想えない。

James Ensor / Grijze zee, 1880

James Ensor / Grijze zee, 1880

Auguste Oleffe / Vrouw aan het venster, 1924

Auguste Oleffe / Vrouw aan het venster, 1924

Jakob Smits / De hemel op de puinen

Jakob Smits / De hemel op de puinen

Jules Schmalzigaug / Licht

Jules Schmalzigaug / Licht

Josue Dupon / Diana

Josue Dupon / Diana

Josue Dupon / Diana

090823_171021

かなりの作品が修復中らしく、見れない状態にあった。柵の上の作品が気になる…。

Piet Verhaert / Antwerpen

Piet Verhaert / Antwerpen

Jean Fouquet / Madonna omringd door serafijnen en cherubijnen, 1451-1452

Jean Fouquet / Madonna omringd door serafijnen en cherubijnen, 1451-1452

これは気持ち悪い!と想った。どんなイメージか判らんが、何はともあれ気持ち悪い。

090823_173100

美術館の床にあった大理石装飾。Aはアントワープ。手形もアントワープだ。

その後再度オーストラリア人と落ち合ったのだが、彼女が云うにはすぐ近くで行われている祭がかなり好かったとの事。?1以下でビールが呑めて、数ユーロでタパスが食べれるということだ。味もかなり好かったと云う事だったので、自分も行って見る事に。彼女は他の場所を見て回るということだったので、また連絡すると伝えて別れる。

090823_183153

祭は非常に好かった。ビールも美味いし、安いし、料理も美味しい。僕が食べたのはヤギのチーズをハムで包み、バジルソースを併せて焼いた料理と、生ハムとパンのタパス。何れも数ユーロで食べれるにしては非常に美味しかった。ビールも二杯呑む。

090823_184521

好い感じに酒が入った状態で、祭りを後にする。

090823_185047

城の近くでまた落ち合い、河沿いを歩く。

090823_191636

090823_191940

街を少しだけ歩いた後、河の反対側へ向かう。

090823_195645

反対側へ向かうには、エスカレーターかエレベーターを使い地下へ這入り、其処から反対側まで歩く。

090823_194829

地下道はかなり長く、確か500m程だった。

090823_200140

河の対岸から見たアントワープ。この河の変わった処と云えば、橋が無い事だ。今回通った人と自転車用の地下道以外にも、車の地下道もある。街の中心部からかなりの距離に渡って、橋が見えないのだ。

090823_202525

日が暮れてきた。空は綺麗だ。

その後街へ戻る。戻る頃には日も暮れていた。

090823_223630

やはりライトアップが美しい。

その後レストラン兼バーへ向かい、夕食。確か海老の料理とシチューを食べた筈だ。ビールも呑む。

夕飯を食べた後、ビールを買ってホステルの方向へ。

090823_231217

帰る途中で誰も居ない駅の写真を撮る。時刻的には二十三時頃なのだが、完全に誰も居なかった。

090823_231147

090823_231518

駅構内。

トラムに乗りホステルに戻り、リビングで買ってきたビールを呑む。

090823_235859

買ったのはカスティールと云うビールだったのだが、度数が十二度と云うビールだった。かなり強い味なので、好みが分かれる酒だった。

ビールを呑み、一時頃寝る。

八月二十二日、楽器博物館、アントワープ、夜

2009.09.15

朝、九時五十分起床。朝食を採る為急いで準備するも、間に合わず、空腹状態で外へ。

090822_125640

楽器博物館の内装は、一部を除いては殆ど普通だった。エレベーターや階段付近の装飾がある程度で、他は至ってモダンな感じ。少し残念。とは云え綺麗。

美術館自体は中々面白い。西洋の楽器は勿論のこと、各国の伝統的な楽器が展示されていて、其々の音が聴ける様になっている。ただ、問題なのは聴く時に使うヘッドホン。こっちの美術館や博物館で時々使われている、ワイヤレスのヘッドホンなのだが、何しろ音が悪い。然も時々ちゃんと電波が飛んでないのか、聴き難かったりする。まぁ音質を求めるのが間違いなのかもしれないが、それにしても音が悪いので、正直余り聴く気になれない。気にしない人なら問題無いんだろうけど。

とは云えそれなりに愉しむ。二時間半程費やした。一番面白かったのはエレクトロ関係。wiiのメニュー画面とかで流れてる音のオリジナルを見た。そして其の名前を控えていた筈なのだが、どうもネットで検索しても出てこない。確か”Ondioline”だったと想うのだが…。また憶えていれば調べてみよう。

090822_140321

楽器博物館の窓から見えるブリュッセルの街。良い天気だった。

博物館を出て、電車に乗り、アントワープへ。また電車で一時間程度。

ホステルまでふらふらと歩いて行き、辿り着いたは良い者の、受付時間外で閉まっていた。どうしようもないので、近くの公園で座って待つ。

090822_173318

暇だ。

090822_173327

途中まで描いて放置していたスケッチを完成させても、まだまだ時間がある。とは云え本を読む気にもなれず、ぼんやりと公園を眺める。子供が沢山遊んでいるが、人種的にはみんなアラブ系、イスラム系だった。アントワープはユダヤ人のダイヤモンド商でも有名らしいので、その影響もあるのかな、と想った。

ま、どうでも好いよね、そんな事、等と想いながら、一時間以上待つ。

その後ホステルが空く時間になったので、戻る。が、まだ空いていなかった。ホステル前で僕と同じ様に早く着いてしまったロシア人が居たので、話をして待つ。

十五分程してホステルの人間が帰ってきた。と云うか、普通の家を使ってホステルとして使っているらしい。ホステル前に停められた車はキャンピングカー。ホステルを所有している夫婦は、如何にも旅が好きそうな感じ。

取り敢えずチェックインを済ませ、説明を受ける。ホステル内部も普通の家のようになっていて、非常に居心地が好かった。取り敢えず荷物を置いて、リビングでその場に居た人間と話をする。確か始めはカナダ人(男)と話をしていたのだったか、暫くすると人が増えていた。オランダ人の若い女の子が二人と、若くない女の子が二人(こんな書き方をしていては罰が当たりそうだが)、オーストラリア人の女の子も一人。何だか女の子ばかりだな、と想った。男臭いよりは断然良いが。

腹が減ったので、外へ出てスーパーで買い物を済ませる。適当にパスタのソースを買い、パスタを茹でて食べる。ホステル自体に無料のパスタが置いてあったりするので、節約になる。

何だか久し振りに日本語で文章を書く所為か、言葉がおかしい。普段の事ではあるが、違和感が拭えない。書いている内に慣れて来るだろうか。

夕飯を済ませ、その後も話をしていたら二十三時頃になっていた。話の流れでオーストラリア人と街へ向かうことに。彼女は、血筋としては完全にイタリア人らしい。両親がオーストラリアに移ったので、子供の頃から其処に居るのだとか。確かイタリア語とフランス語も話せると云っていた筈だ。

話をしながら街のほうへ歩いて行く。

090822_233248

途中で見つけたよく判らない建物を見たりする。090822_235115

ライトアップされたアントワープの駅。非常に立派な造りだ。

090822_235246

其の正面にはモダンな造りのビル。余り評判は好くないらしい。確かに、美しくない。と云うか、醜い。

彼女は何も食べていなかったらしく、適当に店に這入って食べることに。僕は夕飯を済ませていたので、ビールを一杯だけ呑んだ。食べ終えると一時近くになっていたので、其処から歩くのは止め、ホステルに戻る。

夜は二時頃に寝た。