十月八日、Pitt Rivers Museum、Moreton-in-Marsh、Stow-on-the-Wold
朝は早く起きる。朝食を済ませ、荷物を纏め、ホステルをチェックアウト。荷物を残して街へ出る。
初めはOxford Castleへ行く予定だったのだが、どうも内部は相当新しく作り直されているような感じだったので、這入る気を無くしてその場を後にする。
その後ふらふらと街を歩き、教会に這入ったりする。
イギリスの建物にしては珍しく面白いと想った。
その後Pitt Rivers Museum(ピットリバーズ博物館、多分)を見つけたので、這入る事に。自然史博物館、と云った感じだった。
個人的には、展示内容よりも内部建築の方が特徴的で、見る価値があると想う。
恐竜も居ます。
博物館の奥には、相当な数のコレクションが並んでいる。様々な文化の様々な物が置かれている。各民族の武具であったり、宗教的な道具(呪いや魔術に関する物等も)、生と死に関する扱いなど。
様々な民族で、敵の部族の死体をどの様に扱ったか、と云った展示もあった。かなり興味深い。多くの民族で目、鼻、口を縛り付けたり、檻の様な箱の中に入れたり、悪魔的な装飾を施したり。
そう想うと日本(大和)って結構独特なのかな、と想ったりした。敵の古墳作ったりする位だし。
まぁ、やはり建物が面白い。
普通の自然史博物館と比べても、この博物館はかなり見所が有って面白いと想った。実際の蜂を使った巣の展示(窓際に有って、実際に蜂が出入りしている)が有ったり、恐竜関連、結晶関連は勿論の事、先程上で載せた様な展示まで有る。
外から見た博物館。確かPitt Rivers Museumだったと想うのだが、若しかしたらUniversity Museumかも知れない。
博物館前の芝地に、恐竜の足跡を模した窪みが並んでいる。遊び心が有って好い。
その後ホステルに戻り、荷物を取り、駅へ向かい電車を待つ。時刻を確認していなかった所為で、一時間ほど待つ。
モートンインマーシュは、イギリスの小さな村が集まるコッツウォルズの中では珍しく、電車の駅がある村だ。其の為、他の村と比べると少し大きく、小さな町になっている。
が、駅はやはりと云って好いほど、小さい。
駅から町の中心地まで歩き、観光案内所で地図を貰い、バスを待つ。
バスで二十分ほどだっただろうか、詳しくは憶えていない。ストウオンザウォルド(Stow-on-the-Wold)に到着。この辺りの村は、大抵がこう云った名前だ。
この付近にはユースホステルが殆ど無く、ここStow-on-the-WoldにあるYHAホステルが唯一だ。多分。チェックインを済ませて荷物を残し、村を歩く。

運好く晴れていた。
好い感じの小路が沢山有る。
写真だと判り難いが、大丈夫なのか?と想うほどに建物が歪んでいる。今にも重さで潰れそうだ。
村の教会。
ん、猫!
何かを探しているかのようにうろうろしている。
猫を追う。
逃げる気配は無く、兎に角何かを探しているらしい。
がさごそと。
日が暮れだした。
何してんだろ、と想っていたら、木に向かってジャンプしていた。どうやら小鳥でも捕まえようとしていたらしい。バサバサと鳥達が逃げていった。
しがみ付いてる。
とか何とかやってる内に腹が空いて来たので、ホステルに戻って夕飯。近くのスーパーでパスタと、ソース代わりに缶詰のスープを購入。そして作ったのは好いのだが、このスープが酷かった。
購入したのがマッシュルームスープ、と云うのも悪かったのかも知れないが、何しろ酷い味だった。スープ自体が粉っぽく、味が余り無い。そして化学薬品的な臭いがして、此れまでに食べた事のある食事の中で、一番と云っても好い程に不味かったのだ。因みに其の時までの一位は、小学校の給食で出てくるアスパラガス(野菜に失礼なほど苦味だけを抽出したゲテモノ)だった。大人になって新鮮なアスパラガスを食べるまで、嫌いな物のトップに君臨していた食材だ。
兎にも角にも酷い味だった。だが、其れを棄ててしまっては、食べる物が無くなってしまう。其れに何より、不味いからと云う理由で再度金を使うのが厭だった。と云う訳で、気合で胃に詰め込んでいく。塩と胡椒を此れでもかと云うほど振りかけて、それでも不味いパスタを食べる。八割方終えた所で、気を失うかと想った。
それでも何とか食べ終え、片付けを済ませる。にしても酷い味だったので、何か別の物を口に入れないと…、と想い、スーパーでポテチを購入。そうでもしないと精神的に無理だった。
その後は夜になった村を、少しだけ歩く。明かりも殆ど無く、人も歩いていない。この村はホテルが多いので、外から訪れる人が多いのだろう、その所為で、レストランやバーの類は多かった様に想う。とは云え、とても静かだ。
ホステルに戻り、その後は何をしていたか判らない。二十四時前には寝たらしい。