十月二十日、漸くの晴れ、湖畔の景色、そしてまた雨の中Amblesideへ
二日間の雨を経て、漸く晴れた。朝食時のパンを少しだけ懐に忍ばせ、外へ。何時もの如くボウネスへと向かう。
雲はあるが、青空も覗く。
湖畔沿いに山ほど居る鴨や白鳥、鴈に、パンをやる。人馴れし過ぎている所為で、一切逃げる気配を見せずどんどん近寄ってくる。白鳥や鴈はかなりアグレッシブに近寄ってくるので、少し怖い。手を噛まれた。
湖畔沿いの散歩道を歩く。
ボートが大量にとまっている。
ふらふらと歩いていると、十分ほどで終わってしまった。軽い散歩道と云った感じだ。
また町に戻り、カフェに入り、少しネットを使ったりで時間を過ごす。すると、また雨が降り出した。どうも来るタイミングが、少し好く無かったらしい。ウィンダミアに居た時は、雨が非常に多かった。
とは云え、どうも今年は雨が異様に多かったらしい。もう少しの時を挟んで、湖水地方、スコットランド、アイルランドに於いて大規模な洪水が発生する。実際、其の前に訪れる事が出来て幸いだった、と云うべきかも知れない。
十四時頃ホステルに戻り、荷物を受け取り、駅へと向かう。
駅の停留所からバスに乗り、アンブルサイドの南、ウォーターヘッド(Water-Head)へと向かう。バスで二十分程だっただろうか。其の頃にはまた雨が激しく降り始め、バスの窓からは何も見えないで居た。
バスを居り、歩いて数分の位置にあるユースホステルへ向かう。確かバックパッカーズが満室だったか、其れとも知らなかったかのどちらかで、YHAのホステルに泊まった。
荷物を纏めていると、部屋にカナダ人が現れる。話をして、アンブルサイドの町へ買い物に行くことに。因みに数日前に書いたことだが、このカナダ人と以前僕がチェスターで出会ったカナダ人が、この数日後にリバプールで会う事になる。偶然とは面白い。
町へ向かったは好い物の、兎に角雨が酷い。傘を差して歩いても、問答無用で濡れる羽目になるほどの雨だった。
幾許かの食料を買い、序にカナダ人と二人で酒も買った。
ホステルに戻り、暫くの間パソコンを使って日記を書いたり、時間を過ごす。
その後先程の酒を呑み始める事に。基本的にYHAの類は外から持ち込んだ酒を呑んではいけないのだが、まぁ、そんなふざけたルールに従う心算は初めから無い。
軽く呑んだ後、夕飯の準備をして食べる。
夕飯後、結局酒が足りずにバーでビールを買って呑んだ。呑んでいると、修学旅行か何かで来ている高校生(中学生?)の集団に囲まれてしまった。やいやいと質問を投げかけられ鬱陶しくなったので、場所を移して二杯目に移る。二杯目はギネスにした。
何だか色々な事を話していた様に想うが、もう今となっては定かでない。何しろ酔っていたのだから、憶えている訳も無い。
とは云え二人とも疲れが溜まっていたので、早めに切り上げる形になった。
二十二時頃部屋に戻り、眠る。酒の所為でぐっすりと眠れることが出来たのを憶えている。